この度の豪雨被害に遭われた皆様、一早い復旧をお祈りしております。
9日は店舗をお休みさせていただき、豪雨被害のあった皆様のお手伝いに伺いました。
当日は
@shop.wellspring
@acknowledge_kanazawa
@g_works.kanazawa
@room_roots_
の4社にて活動を行いました。ご協力感謝です!
9時ごろにボランティア活動の受付があるコミュニティセンターに伺うとたくさんのボランティア希望者の方々がいらっしゃいました。
事前にお打ち合わせしてあったので職員の方に簡単に説明を受け、すぐに現場へ向かいました。
午前中は予定通り希望者のところの災害ゴミの回収をし、こまつドーム横に設けられたゴミの臨時集積所に。
そのゴミの量に圧倒されながら、ゴミを分別しながらおろしていきました。
午後からは、一番の被害地域と思われる中海(なかうみ)地区へ
中海町に入ると雰囲気は一変し、今回の豪雨の爪痕の大きさに言葉を失いました。
午前中に伺っていた地域や、見てきた限りの地域はすでに片付けもほとんど完了に近い形になっていることばかりでした。
ですが、中海町の道路は土に覆われ、アスファルトが見えず、家々ではまだまだ泥のかき出し作業をしていたり、床板を外していたりとこれからまだ長い道のりがあることが見受けられたのです。
まずはご依頼のお宅を歩いて見て回ります。
舞い上がる土埃、泥に塗れ車庫から動かせない車、
歩いている僕らの背丈以上のところに見える災害時の水位の跡
僕ら同じ小松市にいる者でも、その現状は知ることがなかったのです。
「被害が大きかった」
「大変だ」
言葉と当時の映像では知っていたものの、「今」を見ると認識の甘さを痛感するのでした。
僕らもドロドロになりながらゴミの回収作業を行なって、集積所に行きゴミを下ろす。
それを何度か繰り返し、無事に僕らのその日の作業を完了することができました。
たった一日ですが活動してみて思ったことは「知ってほしい」ということです。
少しでも関心を持ってもらえたらと思います。
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中海町の一件目に農家の方の納屋のゴミ回収に伺いました。
そこには企業単位で作業に駆けつけている方々が泥を掻き出し、一輪車に乗せ運んでいたんですが、泥とゴミの中で悪戦苦闘されていました。
僕らも泥の中からゴミを引き抜くというように回収していきました。
「先は長い」
そう感じたのです。
夕方近くなり、もう一度現場に伺って見るとまだ完全にとはいきませんが、整理された納屋がそこにありました。
途方もないような気がしていても、続けていけば辿り着くことができる。
そう実感させてもらった光景でした。
毎日代わる代わるボランティアや自治体の要請を受けた方々が現地に入り、これからも日常を取り戻すための活動が続けられていくのです。
被災された方々の日常が1日も早く戻ってくることを願います。
オノキ